板の形状

キャンバーとロッカー

別名・英語: camber / rocker / ロッカー / キャンバー / 反り

キャンバーとロッカーは、スキーを平らな床に置いたときの「反り」の形状です。 キャンバーは中央が浮き上がる順反りでエッジグリップと反発を生み、ロッカーは先端(・後端)が早く反り上がる逆反りで浮力と操作性を高めます。

キャンバー形状で中央が浮いたアルペンスキー
キャンバー形状は、板を横から見ると中央の浮きとして確認できる。画像: Chianti / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

それぞれの特性

  • キャンバー(順反り): 接地点が両端寄りになり、荷重でエッジが雪面を強く捉える。圧雪・アイスバーンでのグリップと、ターン後半の反発(走り)に有利。
  • ロッカー(逆反り/アーリーライズ): トップが早く浮くため新雪で沈みにくく、ターンの導入が軽い。回転のきっかけが作りやすい。
キャンバーとロッカーの反り形状を横から比較した図解
反り形状によって、接雪位置とグリップ、浮力、操作性が変わる。図解: SkiSpec / Original diagram

組み合わせプロファイル

現代の多くの板は両者を組み合わせます。

プロファイル特徴
フルキャンバーグリップ・反発最優先。レース・基礎
キャンバー+ティップロッカー整地の安定性を保ちつつ操作性を追加。オールラウンドの主流
ティップ&テールロッカー取り回し重視。フリースタイル・オールマウンテン
フルロッカー(バナナ)深雪特化。パウダー

日本人向けの注意

圧雪・アイスバーン主体ならキャンバー比率の高い板がグリップで有利です。「ロッカー◯%」表記はメーカーごとに基準が異なるため、数値そのものの横比較には注意してください。

関連用語

参考・一次ソース

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最終更新: 2026-05-30