Official Model Guide

HEAD 25/26モデル紹介|KORE TI、WC Rebels、Supershapeを用途別に選ぶ

HEADの25/26は、軽量フリーライドのKORE TI、競技由来のWC Rebels、ゲレンデ万能のSupershape、軽量ツーリングのCRUX、遊びを担うOBLIVIONまで、用途ごとに精度と軽さを作り分けています。25/26のKOREは新しいロッカー形状と2層のTitanalで刷新され、軽さだけでなく荒れた雪での安定感も狙うラインになりました。

最新年式
25/26
掲載モデル数
58
記事掲載モデル
10
HEAD KORE official catalog brand visual
HEAD KORE official catalog brand visual. HEAD 25/26 official catalog

Brand Profile

HEADは競技で培った精度を、山全体へ配分するブランド

HEADはレースブランドとしての印象が強いですが、その精度を競技用モデルだけに留めていない点が魅力です。WC RebelsとSupershapeは、EMC(振動制御機構)やGraphene(軽量素材グラフェン)、Worldcup Sandwich Cap構造などで高速域の安定とエッジ反応を追い込みます。KOREは同じ安定感をフリーライド側へ持ち込み、軽さと振動吸収性を山向けに調整したラインです。

25/26のKOREは、新しいロッカー形状とサイドカット、新しいTitanal層、カルバ/ブナの軽量ウッドコア、ハイブリッドトップサーフェスが中心です。公式カタログでは、重量を抑えたまま汎用性と滑りやすさを高めた刷新として紹介されています。

CRUXは登行効率と滑走性能を両立させたツーリングのラインで、OBLIVIONはクリエイティブなフリースキーヤーと開発されたフリースタイル/フリーライドに振ったラインです。HEADは速い板だけのブランドではありません。軽さ、振動吸収性、反応、環境配慮素材をカテゴリーごとに配分するブランドとして見ると、ラインナップ全体の見通しが良くなります。

  • 対象年式: 25/26(公式カタログ基準)
  • 主軸: KORE TI、WC Rebels、Supershape、CRUX、OBLIVION
  • 選び分けの目安: 競技向けのWC Rebels/Supershape、フリーライドのKORE、ツーリングのCRUX、フリースキーのOBLIVIONを用途別に見る
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、HEAD公式の25/26シーズンカタログで確認できるモデルを対象にしています。
  • 公式カタログでは、KORE TIに新しいロッカー形状とサイドカット、2層のTitanal、カルバ/ブナの軽量ウッドコア、ハイブリッドトップサーフェスが採用されていると紹介されています。
  • 公式カタログでは、OBLIVIONがクリエイティブなフリースキーヤーと開発されたフリースタイル/フリーライド向けのライン、CRUXが軽量ツーリングのラインとして位置づけられています。
  • 公式カタログでは、WC RebelsがFIS(国際スキー連盟)公認の競技モデルやRebels Demo、e-Race/e-Speedといったゲレンデ向けまで含むレースラインとして紹介されています。
  • 公式カタログでは、SupershapeにBetter Balance PR Base、Crossforce Carbon(カーボン補強)、Protectorビンディング、EMC(振動制御機構)といった構成が挙げられています。
  • 公式カタログでは、Shape/Joy系がHEADの一般ゲレンデ向け、ならびにレディース向けの入口として紹介されています。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

HEAD KORE 25/26の公式カタログ技術説明
KOREの技術解説です。新しいロッカー形状とサイドカット、2層のTitanal、軽量ウッドコア、ハイブリッドトップサーフェスが25/26の更新点として示されています。 HEAD 25/26 official catalog

25/26 Topic 01

KORE TIで軽さと荒れ雪の安定感を両立する

25/26のKOREは、シリーズ全体がTI表記へ整理され、軽さに加えて滑走時の落ち着きを強めています。公式カタログでは、新しいロッカー形状とサイドカットで汎用性と滑りやすさを高め、2層のTitanalで振動吸収性と剛性を持たせていると説明されています。

KORE 112 TIと106 TIは、深雪や荒れた斜面を含むフリーライド側の主力幅です。KORE 100 TIは日本のゲレンデ外やサイドカントリーでも扱いやすい基準幅で、HEADのフリーライドらしさを最初に試すのに向きます。深雪重視なら112、山全体を1本で滑るなら106、扱いやすさ重視なら100から見ると選びやすくなります。

この章の主要モデルを比較

サイドカット 140-112-128 mm の形状図 H
フリーライド主力幅 25/26 オールマウンテンフリーライドパウダー

KORE 112 TI

センター112mm。深雪寄りの浮力と、Titanalによる安定感をHEADらしく両立させた、KOREの中で最も太いフリーライド主力です。深雪を中心に滑る上級者向けです。

センター112mmR21m(184cm)177-184cm

出典: HEAD official site

25/26 Topic 02

OBLIVIONとCRUXで遊びと登りを分ける

OBLIVIONは、HEADがクリエイティブなフリースキーヤーや設計陣と関わって作ったラインとして紹介されています。リサイクルPETを使ったウッドコア、Cole Richardsonとの共同開発、ツインチップ構造、カーボン構造が並び、パークだけでなく山全体での遊び方を広げる位置づけです。

CRUXは対照的にツーリングのラインです。トップシートを省いて軽量化し、着氷を抑えるコーティング、全長にわたるトライアキシャルカーボンジャケット、Graphene+カルバコアによって、登行効率と滑走性能を両立させると説明されています。登りも含めて1日山を動きたい人は、KOREではなくCRUXから比較すると目的がぶれません。

この章の主要モデルを比較

HEAD OBLIVION 25/26公式カタログページ
OBLIVIONのカタログ面です。フリースタイルの色が濃い世界観と、116/102という太めのモデルがシリーズの性格を表しています。 HEAD 25/26 official catalog
HEAD CRUX 25/26公式カタログページ
CRUXのカタログ面です。軽量なツーリングモデルながら、滑走時のねじれ剛性や振動吸収性まで意識した構成になっています。 HEAD 25/26 official catalog

25/26 Topic 03

WC RebelsとSupershapeで硬いバーンの精度を選ぶ

WC Rebelsは、競技や基礎・技術選向けのHEADらしさが最も分かりやすいラインです。公式カタログではEMC(振動制御機構)、Graphene WC Sandwich構造、Rebel Camber、レース向けのソール構造などが並び、硬いバーンでのグリップと反応を重視する方向がはっきりしています。

Supershapeは、レースの要素を一般ゲレンデへ落とし込んだラインとして紹介されています。Better Balance PR Base、Crossforce Carbon(カーボン補強)、Worldcup Sandwich Cap、EMCによって、ターンの始動、反応、高速安定性を扱いやすくまとめた立ち位置です。競技規格そのものが必要ならWC Rebels、日常ゲレンデで切れ味を楽しむならSupershapeが入口になります。

この章の主要モデルを比較

HEAD Supershape 25/26公式カタログのポイント解説
Supershapeのカタログ面です。ショベル幅、Crossforce Carbon、Better Balance、Protectorビンディング、EMCという5つのポイントが説明されています。 HEAD 25/26 official catalog
HEAD Rebels Demo Team 25/26公式カタログページ
Rebels Demo Teamのカタログ面です。国内の基礎・技術選の文脈では、ターン後半の伸びがHEADのスキーの持ち味として語られています。 HEAD 25/26 official catalog

Representative Models

フリーライドから競技、レディースまで見渡すHEAD代表5モデル

HEADの代表モデルは、速さだけでなく用途の幅で選んでいます。KORE 100 TIはフリーライドの入口、WC Rebels e-Race Proは競技由来のオンピステ性能、Supershape e-Magnumはゲレンデ万能、Shape e-V8は扱いやすいカービング、Power Joyはレディース向け設計を代表します。

この5本を並べると、HEADがトップモデルだけのブランドではなく、同じ安定感や反応の考え方を、フリーライド・基礎/技術選・一般ゲレンデ・レディースへ配分していることが分かります。

代表モデルを横並びで比較

まとめ

HEADの25/26は、KORE TIで軽量フリーライドを刷新し、WC RebelsとSupershapeでレース由来の反応をゲレンデへ広げ、CRUXとOBLIVIONでツーリングやフリースキーまでカバーする構成です。

深雪やサイドカントリーならKORE、登りも含めるならCRUX、遊び中心ならOBLIVION、硬いバーンでの精度ならWC Rebels、日常ゲレンデの快適さを求めるならSupershape/Shape/Joyを起点にしてください。どのラインにもHEADらしい安定感の芯があります。

HEADの全58モデルを見る