Official Model Guide

Stöckli 26/27モデル紹介|Laser WRT、Montero、Stormriderを用途で選ぶ

Stöckliの26/27は、Marco Odermattと共同開発したLaser WRT Pro、整地から荒れ雪まで広げるMontero、オールマウンテンフリーライドのStormrider/Nela、ツーリングのEdgeで性格が分かれます。スイス製の精度を、レース、ゲレンデ、山全体、登りへどう使うかを決めてから幅を選ぶと、モデル選びが自然に絞れます。

最新年式
26/27
掲載モデル数
74
記事掲載モデル
15
Stockli official brand visual
Stockli official site brand visual. Stockli official site

Brand Profile

Stöckliはスイス製の精度をレースから山全体へ広げるブランド

Stöckliは公式サイトでも「Swiss made」を強く打ち出すブランドです。モデル説明の中心には、サンドイッチ構造、レース由来のソール、Titanal(チタナール=金属補強板)、Carbon Power Turn(ターン後半で加速を生む構造)、Full Edge Contact(全長でエッジが雪面に接する設計)などがあり、仕上げの良さと滑走性能を結びつけています。

26/27で最も象徴的なのは、Laser WRT Pro Marco Odermatt Editionです。ワールドカップで活躍するMarco Odermattと共同設計したモデルで、速さ、精度、ダイレクトなパワー伝達を前面に出しています。ゲレンデで高い精度を求める上級者にとって、Stöckliを知る入口になる1本です。

一方でMonteroは整地を軸にしたオールマウンテン、StormriderとNelaはオールマウンテンフリーライド、Edgeはツーリングを担います。Stöckliはレースやカービングだけのブランドではなく、上質なエッジ感と安定感を山全体へ広げるブランドだと捉えると分かりやすいです。

  • 対象年式: 26/27
  • 主軸: Laser=レース/スポーツカービング、Montero=整地寄りオールマウンテン、Stormrider/Nela=オールマウンテンフリーライド、Edge=ツーリング
  • 注目モデル: Marco Odermattと共同開発したLaser WRT Pro Marco Odermatt Edition
  • 選び分けの目安: 用途(レース・整地・山全体・登り)と幅、求める精度と扱いやすさのバランス
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、Stöckli公式の商品ページと公式画像で確認できる26/27シーズンのモデルを対象にしています。
  • Laser WRT Pro Marco Odermatt Editionは、ワールドカップ総合優勝・世界選手権二冠のMarco Odermattと共同設計したモデルとして公式に紹介され、Carbon Power Turn(ターン後半で加速を生む構造)やレース由来のソール、黒いレーシングサイドウォールを特徴に挙げています。
  • Laser WRT Proは、ゲレンデでの走り、小回りから中回り、レース由来の技術を中心に据えたスポーツカービング系のモデルとして公式に紹介されています。
  • Montero AXは、圧雪したての整地、新雪、春の重い雪まで、あらゆる地形と雪質を対象とするオールマウンテンスキーとして公式に紹介されています。
  • Stormrider 95は、センター95mmのオールマウンテンフリーライドスキーとして、フリーライドと整地の両方を対象にすると公式に紹介されています。
  • Nela 96は、レディースのオールマウンテンフリーライドスキーとして、パウダーでの浮力、軽さ、扱いやすさを前面に出していると公式に紹介されています。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

Stöckli公式マニュファクチャリング画像
公式サイトの製造風景の画像です。Stöckliはスイス製の精度と仕上げの質を、ブランドの背景に据えています。 Stöckli公式 Manufacturing media
Stöckli Laser WRT Pro公式プロダクト画像
Laser WRT Pro。Stöckliのスポーツカービングとレースの系譜を理解する中心モデルです。 Stöckli公式 Laser WRT Pro

26/27 Topic 01

Laser WRT Proでレース由来の精度をゲレンデへ持ち込む

Laser WRT Pro Marco Odermatt Editionは、26/27のStöckliでまず注目したい象徴モデルです。ワールドカップ総合優勝・世界選手権二冠のMarco Odermattと共同設計したモデルで、WRT Proを土台に、レース由来の技術を詰め込んだ特別な位置づけになっています。硬いバーンで最高の精度を求める上級者向けの1本です。

Laser WRT Proは、小回りから中回りとパワーを両立するスポーツカービングのモデルです。Carbon Power Turnによるターン後半の加速、レース由来のソールの走り、レーシングサイドウォールによるダイレクトなパワー伝達を備えています。SL(回転)/GS(大回転)に分かれる前の、高速ゲレンデを1本でこなす総合的な性格と捉えると分かりやすいです。

この章の主要モデルを比較

Stöckli Laser WRT Pro Marco Odermatt Edition公式画像
Laser WRT Pro Marco Odermatt Edition。Stöckliのレース由来カービングを象徴する26/27モデルです。 Stöckli公式 Laser WRT Pro Marco Odermatt Edition
Stöckli Laser WRT Pro公式画像
Laser WRT Pro。Stöckliのスポーツカービングを代表する1本です。 Stöckli公式 Laser WRT Pro
Stöckli Laser SL公式画像
Laser SL。WRT系とは別に、小回りへ明確に寄せたLaserの代表モデルです。 Stöckli公式 Laser SL

26/27 Topic 02

Monteroで整地中心から荒れ雪まで広げる

Monteroは、Stöckliの中で整地中心のオールマウンテンを担うラインです。公式のMontero AXページでは、圧雪したての整地、新雪、春の重い雪までを対象とし、軽量でしなやかなウッドコア、オールマウンテン向けのロッカー、トップとテールのしなりによるターンの入りやすさとコントロール性が紹介されています。

AR/AX/AS/AWは、同じMonteroでも幅と性格が異なります。ARはセンター84mmで荒れ雪や日中の雪質変化に強く、AXはセンター80mmで整地とのバランスが取りやすい中心モデル、AS/AWはより扱いやすさに寄せた選択肢と捉えると整理しやすいです。硬いバーンの精度だけならLaser、日中の雪質変化まで見るならMonteroが入口になります。

この章の主要モデルを比較

Stöckli Montero AR公式画像
Montero AR。Monteroの中で、整地から荒れ雪へと対応幅を広げたモデルです。 Stöckli公式 Montero AR
Stöckli Montero AX公式画像
Montero AX。整地、新雪、春の重い雪までを対象とするオールマウンテンスキーです。 Stöckli公式 Montero AX

26/27 Topic 03

Stormrider、Nela、Edgeで山全体と登りへ広げる

Stormrider 95は、公式ページでセンター95mmのオールマウンテンフリーライドスキーとして紹介され、フリーライドと整地の両方を対象にしています。トップのパウダーロッカー、フリーライド向けのテール、Titec(軽量なアルミ表面材)などが、浮力、安定性、Stöckliらしい質感を生み出しています。整地も山全体も1本で滑りたい中上級者に向く幅です。

Nela 96はレディースのオールマウンテンフリーライドです。公式ページではパウダーでの浮力、軽さ、扱いやすさが紹介されており、Stormriderの色違いではなく、レディース向けフリーライドとして独立したラインと見るのが自然です。Edge TR/FTは、登りを含むツーリング側を担います。

この章の主要モデルを比較

Stöckli Stormrider 95公式画像
Stormrider 95。センター95mmのオールマウンテンフリーライドスキーとして、整地とフリーライドの間を担います。 Stöckli公式 Stormrider 95
Stöckli Nela 96公式画像
Nela 96。レディースのオールマウンテンフリーライドとして、軽さとパウダーでの浮力を前面に出しています。 Stöckli公式 Nela 96
Stöckli Edge TR公式画像
Edge TR。Stöckliのツーリング側を担う軽量ラインです。 Stöckli公式 Edge TR

Representative Models

レースから山全体まで見渡すStöckli代表モデル

代表モデルは、Laserだけに偏らず、Stöckliの精度がどのカテゴリへ広がるかが見えるように選びました。Laser WRT Pro Marco Odermatt Editionはレース由来の象徴、Montero AXは整地中心のオールマウンテンの核、Stormrider 95とNela 96はフリーライド側、Edge TRはツーリング側です。

Stöckliはスペックの数字だけでなく、技術名と滑りの感触が強く結びついています。Carbon Power Turn、Full Edge Contact、フリーライド向けのテール、軽量コアが、どのモデルでどんな雪面のために使われているかを意識すると、ブランド内の違いが自然に見えてきます。

代表モデルを横並びで比較

Stöckli Montero AR公式ギャラリー画像
Montero AR。Monteroは整地だけでなく、雪質変化までこなすStöckliのオールマウンテン軸です。 Stöckli公式 Montero AR
Stöckli Nela公式ギャラリー画像
Nela。レディース向けフリーライドを、独立したラインとして見せています。 Stöckli公式 Nela 96

まとめ

26/27のStöckliは、Laser WRT Pro Marco Odermatt Editionをレース由来の象徴、Monteroを整地系オールマウンテンの中心、Stormrider/Nelaをフリーライド、Edgeをツーリングとして整理すると全体像がつかめます。

硬いバーンで高い精度を求めるならLaser WRT ProまたはLaser SL/GS、ゲレンデ中心で雪質変化まで楽しむならMontero AX/AR、山全体へ広げるならStormrider 95/Nela 96、登りを含むならEdge TRが起点です。精密さへのこだわりはモデルを問わず一貫しています。

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