Official Model Guide

Salomon 25/26モデル紹介|刷新STANCE、QST第4世代、S/RACEを用途で選ぶ

Salomonの25/26は、完全刷新されたSTANCE、第4世代へ進んだQST、競技・デモのS/RACE、整地を楽しく動かすADDIKT、上質なカービングのS/MAXで役割が分かれます。整地の精度、ターン操作の楽しさ、雪質への対応幅、フリーライドの自由度を分けて読むと、数字や幅だけでは見えない違いがつかめます。

最新年式
25/26
掲載モデル数
59
記事掲載モデル
9
Salomon official brand visual
Salomon official site brand visual. Salomon official site

Brand Profile

Salomonは職人技と滑り手の声から革新を形にするブランド

Salomonの25/26カタログは、「1947年から未来を創造し続ける」というブランドの歩みから始まります。職人技、革新、そして滑り手コミュニティの声を重視するという姿勢は、ラインナップの組み立て方にもつながっています。レースの精度だけで押し切るのではなく、滑り手がどこで何を楽しむかに合わせてシリーズを分けるブランドです。

レンジマップを見ると、Salomonは横方向で整地からオールマウンテン、フリーライドへと広がり、縦方向で専門性と汎用性を分けています。S/RACEは競技・デモの精度、ADDIKTはゲレンデでのターンの楽しさ、S/MAXは扱いやすい高性能カービング、STANCEは荒れた雪や春の緩んだ雪まで含めたゲレンデ全体、QSTは山側の自由度を担う、と整理できます。

25/26の読みどころは、STANCEが完全に生まれ変わった点と、QSTが第4世代へ進んだ点です。STANCEはエッジの食いつきを保ったまま、機敏さと雪質への対応幅を広げる方向です。QSTは2016年以来のフリーライド思想を、男女共通のグラフィックとモデルごとの形状へ組み替えています。どちらも「1本で何でも」ではなく、変化する雪面をどう扱うかで選ぶラインです。

  • 対象年式: 25/26(公式カタログ基準)
  • 注目点: STANCEが完全刷新、QSTが第4世代へ
  • 読み方: S/RACE・ADDIKT・S/MAXは整地内で役割を分け、STANCE・QSTは雪質対応幅と山側の自由度で比べる
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、Salomon公式の25/26日本向けアルペンスキーカタログを主な根拠にしています。
  • 公式カタログでは、1947年から続くものづくり、革新的な製品、そして滑り手コミュニティの声を重視するブランド姿勢が紹介されています。
  • 公式のレンジマップでは、S/RACE、ADDIKT、S/MAX、STANCE、S/LAB QST、QSTが、整地寄りから山側まで、また専門性から汎用性までの位置関係で示されています。
  • STANCEは25/26の新モデルとして掲載されており、Powerflex Ti(チタナール入りの補強層)、Full Poplar(ポプラ材の芯)、Wide Steel Edge(幅広スチールエッジ)が紹介されています。
  • S/RACEは競技・デモ向けとして、Blade Technology(応答性を高める設計)、Double Ti(2枚のチタナール補強)、Full Ash Woodcore(トネリコ材の芯)が紹介されています。
  • ADDIKTは、Motion Tail Technology(テールの動きを引き出す設計)とBlade Technologyにより、整地でのターン性能を前面に出しています。
  • S/MAXは、Dual Core 2(2種の芯材構成)とEdge Amplifier SL(エッジへの力を増幅する設計)で、デザイン性とカービング性能を両立する位置づけです。
  • QSTは第4世代にあたり、2016年以来のフリーライドシリーズを、男女共通のグラフィックとモデルごとの形状で再構成しています。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site
Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site

25/26 Topic 01

STANCEでゲレンデの雪質変化に対応する

25/26の最重要トピックはSTANCEの完全刷新です。公式では、優れたエッジの食いつきを損なわずに機敏さを高め、整地からツリーランまで難なく滑れる構造として説明されています。レンジマップ上でも、S/MAXより山側、QSTよりゲレンデ寄りに置かれており、整地の外へ一歩踏み出す役割がはっきりしています。

新しいSTANCEは、Powerflex Ti(チタナール入りの補強層)、Full Poplar(ポプラ材の芯)、Wide Steel Edge(幅広スチールエッジ)を軸にしています。硬いバーンでの足元の支えを残しつつ、春の緩んだ雪や荒れたゲレンデで細いカービング板が雪に潜りやすい場面にも対応します。中でもSTANCE PRO 86は、ゲレンデ主体でも一日を通して雪質が変わる日本のスキー場で扱いやすい代表モデルです。

この章の主要モデルを比較

Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site

25/26 Topic 02

QST第4世代で山側の自由度を広げる

QSTは、2016年以来Salomonのフリーライドの可能性を広げてきたシリーズです。25/26では第4世代となり、これまでの実績を土台に、グラフィックと形状を男女共通のモデルへ組み替えています。

QST 106、100、94は複数のカラーで展開され、同じQSTでも幅ごとに滑る地形と速度域が変わります。106は深雪や荒れた雪での支え、100は山全体をこなす万能性、94は整地への戻りも含めた扱いやすさが持ち味です。Full Poplar Woodcore(ポプラ材の芯)、Basalt/Fiberglass Fiber(玄武岩繊維とグラスファイバーの層)、Cork Damplifier 2(コルクによる振動吸収材)は、軽さだけでなく、振動の収まりとエッジのグリップをまとめるための要素として読めます。

この章の主要モデルを比較

Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site
サイドカット 133-94-119 mm の形状図 S
扱いやすいフリーライドの入口 25/26 オールマウンテンフリーライド

QST 94 BLACK

QSTの中では細めのセンター94mmです。整地への帰り道や、日本の変わりやすい雪も含めて使いやすく、フリーライドの入口になる1本です。

センター94mmR15.5m(172cm)156-188cm1700g

出典: Salomon official site

25/26 Topic 03

S/RACE、ADDIKT、S/MAXで整地の楽しみ方を分ける

S/RACE、ADDIKT、S/MAXは、どれも整地向けですが役割は異なります。S/RACEは競技・デモ向けとして、Blade Technology(応答性を高める設計)、Double Ti(2枚のチタナール補強)、Full Ash Woodcore(トネリコ材の芯)を使い、スピードとコントロールを崩さない、競技・基礎向けのラインです。SL 12とSL 10のように数字が違うモデルは性能帯も異なるため、名前が似ていても別物として見るのが安全です。

ADDIKTは、整地での操作の楽しさを強く打ち出すラインです。Motion Tail Technology(テールの動きを引き出す設計)とBlade Technologyにより、細めのセンター幅でも、小回り・大回り・低速・高速を自在に動かす方向へ振っています。S/MAXは、Dual Core 2(2種の芯材構成)とEdge Amplifier SL(エッジへの力を増幅する設計)で、デザイン性とカービング性能を両立する上質なオールラウンドの整地モデルです。正確さならS/RACE、楽しさならADDIKT、扱いやすい上質感ならS/MAXが入口になります。

この章の主要モデルを比較

Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site
Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site
Salomon公式サイトのWeb画像
公式サイトから取得したWebビジュアルです。各セクションの文脈画像として表示しています。 Salomon official site

Representative Models

整地の精度からフリーライドまで見渡すSalomon代表5モデル

Salomonを代表モデルで見るなら、S/RACEだけに寄せず、整地の楽しさ、オールマウンテン、フリーライドまで並べると性格がつかめます。S/RACE SL 12は競技・デモ、ADDIKT PRO 66はゲレンデでターンを動かす楽しさ、S/MAX 12は上質なカービング、STANCE PRO 86は25/26で刷新された雪質対応、QST 106はフリーライドの主力です。

同じSalomonでも、足元の正確さを求めるS/RACE、ターンの自由度を楽しむADDIKT、扱いやすい高性能を狙うS/MAX、荒れたゲレンデまで含めるSTANCE、山全体を遊ぶQSTでは、選ぶ理由が変わります。レンジマップの位置と各シリーズの説明を合わせて読むと、幅やカテゴリーだけでは見えにくい違いが浮かび上がります。

代表モデルを横並びで比較

まとめ

Salomonの25/26は、STANCEを完全に刷新し、QSTを第4世代へ進め、S/RACE・ADDIKT・S/MAXで整地内の役割を細かく作り分けています。

整地でターンを磨きたいならS/RACE・ADDIKT・S/MAX、雪質の変化をひと通り受け止めたいならSTANCE、山の奥まで遊び場を広げたいならQSTを起点にしてください。滑る場所を先に決めると、Salomonの技術力がそのまま選びやすさにつながります。

Salomonの全59モデルを見る