HERO MASTER ST (R22)
HERO MASTERのショートターン側です。26/27の新モデルで、短めのターン弧とレース由来の足元の精度を求める上級者に向きます。
メーカー公式スペックでスキー板・ギアを横断比較する日本語データベース
Official Model Guide
Rossignolの26/27は、「FOR EVERY TURN(すべてのターンのために)」を軸に、HERO MASTERのレース、SUPER VIRAGEのデモ、ARCADEのオールマウンテン、SENDERの攻めるフリーライド、SOULの自由なフリーライド、ESCAPERのツーリングをそろえています。ターンの場面を先に決めると、幅やカテゴリーだけでは見えない違いが読めます。
Brand Profile
26/27公式カタログの冒頭では、1907年に生まれたRossignolを、山とともに育ち、冬のスポーツの枠を超えて世界的なマウンテンスポーツブランドへと進化してきたブランドとして紹介しています。核にある言葉が「FOR EVERY TURN(すべてのターンのために)」です。競技、基礎、オールマウンテン、フリーライド、ツーリングのすべてを、ターンの質と楽しさという一本の軸でつないでいます。
スキーの構成では、整地(ピステ)向けにHERO・HERO MASTER・SUPER VIRAGE・NOVA、オールマウンテン向けにARCADE、フリーライド向けにSENDERとSOUL、ツーリング向けにESCAPERが配置されています。Rossignolはセンター幅だけでラインを分けるのではなく、レースでラインを刻むターン、基礎やデモで魅せるターン、荒れた雪で速度を保つターン、深雪で自由に動くターンというように、ターンの性格でモデルを見せています。
26/27の注目点は、HERO MASTER STの新登場、SUPER VIRAGEのデザインと成形の一新、SENDER 118/110/100の刷新、SOUL 92の新登場です。ARCADEとESCAPERは目新しさよりも、Rossignolが大切にする「すべてのターン」という考え方を、日常のゲレンデとツーリングへ広げる存在として位置づけられています。
この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。
26/27 Topic 01
HERO MASTERは競技向けのラインで、公式カタログでは安定性、パワー伝達、ラインコントロール、ワールドカップ由来の構造、フルメタルシートが強調されています。26/27ではHERO MASTER ST(R22)が新登場、HERO MASTER LT(R22)が刷新として並び、LTとSTでターン弧の作り方を分けています。STは短めのターン弧、LTは大きなターン弧が得意です。
SUPER VIRAGEはデモ(基礎)カテゴリの中心で、26/27でデザインと成形(モールド)を一新したと説明されています。山をキャンバスに見立ててターンを描く、という公式の語りどおり、競技由来の精度をそのまま競技に向けるのではなく、基礎やデモのライン取りへ翻訳したシリーズです。勝負のHERO、魅せるSUPER VIRAGEという入口で見ると分かりやすくなります。
HERO MASTERのショートターン側です。26/27の新モデルで、短めのターン弧とレース由来の足元の精度を求める上級者に向きます。
HERO MASTERのLTです。レース由来の安定性、パワー伝達、ラインコントロールを大きなターン弧で味わえます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
SUPER VIRAGEの上位モデルです。ターンの美しさと精度を重視する基礎・デモ向けの上級者に向きます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
26/27 Topic 02
ARCADEは公式カタログで「オールマウンテン、再誕」として紹介されています。整地、荒れた雪、コブ、クラスト(表面が硬く凍った雪)、軽いパウダー、荒れ雪まで、さまざまな地形と雪質を1本で横断するためのシリーズです。Extended Sidecut(幅広いサイドカット)、トップとテールのロッカー、AIR TIP(トップ軽量化構造)、VAS(振動吸収構造)、LCTなどを組み合わせ、センター幅だけでなくターンの入りやすさと雪面への対応幅を広げています。
26/27ではARCADE 78/80/82/84/88/94とARCADE WOMENが並びます。目新しさよりも、Rossignolの「すべてのターン」という考え方を日常のゲレンデから山全体へ広げる中心的なラインです。整地に寄せるなら78/84、荒れ雪や軽いパウダーまで見るなら88/94が入口です。
ARCADEのなかでは太めです。整地だけでなく、荒れた雪や軽いパウダーまで含めて1本でこなしたい中級〜上級者に向きます。
ARCADEの中心幅です。整地から荒れた雪まで、Rossignolの万能性を1本で確かめたいときの入口になります。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
ARCADEの細い側です。カービングに寄せた扱いやすさを残しつつ、オールマウンテン的な対応の幅も欲しい初〜中級者に向きます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
26/27 Topic 03
SENDERは公式カタログで「Turn wild(野性的に攻めるターン)」と表現され、限界に挑み、自由なラインを滑るスキーヤー向けのフリーライドとして紹介されています。26/27ではSENDER 118・110・100が刷新されました。ツインロッカー、センター部のTitanal(チタナール=金属補強板)、VAS(振動吸収構造)、AIR TIP(トップ軽量化構造)、Progressive Sidecut(連続的に変化するサイドカット)を組み合わせ、荒れた雪や大きな地形での安定感と流れをつくる方向です。
SOULは「Do it all freeride(何でもこなすフリーライド)」というラインです。広いオープンバーンから森のなかの細い道、フリーツーリングまで含めて、フリーライドを丸ごと楽しむためのシリーズです。26/27ではSOUL 92が新登場で、硬い雪や荒れたコンディションでも実力を発揮すると説明されています。SENDERが速度とラインで攻める側なら、SOULは1本で遊び場を増やす側です。SENDER 100とSOUL 102はセンター幅が近くても性格が異なる別ラインなので、目的に応じて選び分けてください。
SENDERの最も太い側です。深雪と大きな地形を重視するモデルで、110/100と比べると浮力と高速での安定を優先します。深雪を攻めたい上級者向けです。
攻めるフリーライドの中心幅です。深雪、荒れた雪、スピード域での安定を重視する上級者に向きます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
センター92mmのSOULです。硬い雪や荒れたコンディションにも対応し、日常的に使えるフリーライドの入口になる1本です。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
Representative Models
代表モデルは、最新の新モデルだけでなく、Rossignolのカテゴリ設計が伝わるように選んでいます。HERO MASTERは競技系、SUPER VIRAGEは基礎・デモ、ARCADEはオールマウンテン、SENDERは攻めるフリーライド、SOULは何でも楽しむフリーライド、ESCAPERは登って滑るツーリングです。
同じRossignolでも、HERO MASTERとSUPER VIRAGEは整地でのターン精度、ARCADEは雪質への対応幅、SENDERは大きな地形、SOULは自由度、ESCAPERは登りの軽さと滑走を担います。カテゴリ名だけでなく、それぞれが得意とするターンの場面とあわせて見ると、役割の違いがはっきりします。
HERO MASTERのLTです。レース由来の安定性、パワー伝達、ラインコントロールを大きなターン弧で味わえます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
SUPER VIRAGEの上位モデルです。ターンの美しさと精度を重視する基礎・デモ向けの上級者に向きます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
ARCADEの中心幅です。整地から荒れた雪まで、Rossignolの万能性を1本で確かめたいときの入口になります。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
攻めるフリーライドの中心幅です。深雪、荒れた雪、スピード域での安定を重視する上級者に向きます。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027
センター102mmのSOULです。オープンバーン、森、軽いツーリングまで含めた自由度の高さが持ち味です。
ESCAPERの軽量な側です。登りと滑りを両立する、Rossignolのツーリングラインを代表する1本です。
出典: Rossignol Alpine Catalog FW 2026-2027