Apostle 105
センター105mm。RMUの現行Apostleを理解する中心モデルで、旧Apostle 106系からの再設計が要点です。
メーカー公式スペックでスキー板・ギアを横断比較する日本語データベース
Official Model Guide
RMU(Rocky Mountain Underground)の26/27は、再設計されたオールマウンテンフリーライドのApostle 105、遊びを前面に出すProfessor、低速パウダーをサーフするButterknife、軽快なValhalla、センター88mmのZephyrで性格が分かれます。コロラド発の山岳カルチャーとスウェーデン製造を背景に、どんな滑りをしたいかから選びます。
Brand Profile
RMUは、公式のブランド紹介を読むと、単にフリーライドスキーを売るブランドというより「スキー作りそのものを理解したい」というところから始まったブランドです。自作のスキープレス、初期の試行錯誤、仲間向けのカスタム製作、そしてブレッケンリッジの町で広がった口コミが、Rocky Mountain Undergroundという名前の背景になっています。
その後のRMUは、スキーだけでなく、ブレッケンリッジ、トラッキー、ウィスラーの拠点を通じて、山のコミュニティそのものをブランドの核に置いています。公式でも、山岳カルチャーは商品コピーではなく、山に住む人・訪れる人・滑った後に集まる場所まで含めた体験として語られています。
製造面では、各商品ページでスウェーデンのオーレの工場、100%再生可能エネルギー、生涯保証が繰り返し説明されています。RMUの26/27は、北米の山岳カルチャーとスウェーデンの製造品質をつなぐブランドとして見ると、ラインの文脈がつかみやすくなります。
この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。
Apostle Series
26/27のRMUでまず押さえたい変化が、Apostle 105です。公式ページでは、Apostle 105を旧Apostle 106の流れを受けた再設計と位置づけ、トップのテーパー(先端の絞り込み)を抑え、有効エッジを長めに取り、より方向性のあるマウント位置と、ターンの大きさを連続的に変えるサイドカットを採用しています。扱いやすさを残しつつ、より安定して攻める方向へ寄せたモデルです。
Apostle 105 Tiは、センター105mmに対して幅70mmのチタナール(金属補強板)を2枚入れる構成と公式に説明されています。高速域や荒れた雪での安定感を足しつつ、Apostle 105の軽快さを損なわないのが狙いです。Apostle 105 Carbonはツーリング向けの軽さ、Apostle 96/96 Tiは細めのオールマウンテン、Apostle 114は大きな地形と深い雪を担います。
ApostleはRMUの中心ラインです。105を中核に、Tiで高速安定、Carbonで軽量ツーリング、96で日常のオールマウンテン、114でビッグマウンテンへ広がる、という軸で整理するのが自然です。
センター105mm。RMUの現行Apostleを理解する中心モデルで、旧Apostle 106系からの再設計が要点です。
センター105mm。幅70mmのチタナール(金属補強板)を2枚入れ、高速域と荒れた雪での安定感を足したApostle 105です。スピードを出す上級者向けです。
センター105mm。Apostle 105のカーボン構造による軽量版で、登り返しを含むツーリングに向きます。
センター96mm。Apostleの細め側で、日本の締まった雪や整地も含めて日常的に使いやすい幅です。
センター96mm。Apostle 96に金属補強の安定感を加えた、整地での食いつきを重視したモデルです。
センター114mm。Alex Armstrongとの開発文脈を持ち、ビッグマウンテンを強く意識したApostleで、105系より深い雪と大きな地形を担います。
Professor / Butterknife
Professor 101は、公式で新型のオールテレインスキーとされ、圧雪・パーク・予想外のパウダーまで1本で遊べるモデルと説明されています。Professor系の中では最も日常的に扱いやすく、スピンやジャンプ、サイドヒット、ツリーランをこなしながら、ゲレンデ全体を滑る用途に向きます。
Professor 111は、ジビング(地形遊び)やプレス、スピン、スイッチ着地、ノーズバターなど、よりフリースタイル色の強い遊びを前面に出します。Professor 121はライダーMark AbmaとBenny Smithの文脈を持ち、急斜面・深雪・高速域で信頼できる太いフリーライドとして扱われます。
Butterknifeはさらに独特です。公式によると、ライダーWiley Millerの要望から生まれ、サーフボードやスノーボードのスワローテール(テールが二股に割れた形状)、モンタナの深雪、バハの波の経験が背景にあります。低速・低斜度のパウダーをサーフするためのモデルで、一般的なパウダースキーとは発想が異なります。RMUの個性を最も強く感じたい人向けです。
センター101mm。Professor系の入口で、パーク、サイドヒット、ゲレンデ全体の遊びをこなします。
地形遊びやスピン、スイッチ着地といったフリースタイル要素を強く出したProfessorです。山全体を遊び場にしたい人に向きます。
Mark Abma/Benny Smithの文脈を持つ太いProfessorです。深雪、高速域、急斜面を攻めたい上級者向けです。
Wiley Millerとスワローテールを背景に持つ、RMUの個性が最も出る深雪モデルです。
Valhalla / Zephyr
Valhalla 97は、RMUのラインナップに長く残ってきたモデルで、新しいコア形状とフレックスパターンにより、よりバランスよく、トップからテールまで連続的にしなる方向へ更新されています。ライダーKeri Hermanらの文脈があり、パークからガイド用途まで含む扱いやすいオールマウンテンとして読めます。
Valhalla 107は、97より深雪側へ広げたモデルです。センター107mm、長めのロッカー、素早いターンの入りとピボット(雪面での回し込み)を公式が強調しており、RMUコミュニティのスキーガイドにも好まれる新雪向けモデルと説明されています。
Zephyr 88は、列車「カリフォルニア・ゼファー」の名前を背景に持つモデルで、ブレッケンリッジとトラッキーをつなぐ物語が公式の文脈です。クラシックなRMUのラインとApostle 96 Tiに着想を得て、木製コアと成形したチタナールにより、速い整地から変化するコンディションまでのコントロールを狙います。ApostleやProfessorほど太さを求めない人の入口になります。
センター97mm。ApostleやProfessorより扱いやすいオールマウンテンで、軽快さを求める人の選択肢になります。
センター107mm。Valhalla 97より深雪側で、長めのロッカーと軽快なピボットが特徴です。降雪後の一日を楽しみたい人に向きます。
センター88mm。金属補強により、整地と変化するコンディションを狙うRMUの細め側です。
Representative Models
RMUは、Apostle 105、Professor 101、Butterknife、Valhalla 97、Zephyr 88を並べると全体像がつかみやすくなります。Apostle 105はブランドの現在地、Professor 101は遊べる方向、Butterknifeは深雪の個性、Valhalla 97は軽快なオールマウンテン、Zephyr 88はゲレンデ向けの入口です。
RMUは、モデル名だけで判断するとApostle・Professor・Valhallaの違いが曖昧になりやすいブランドです。Apostleは方向性のあるオールマウンテンフリーライド、Professorは遊びを含むフリーライド、Valhallaは扱いやすさと軽快さ、Zephyrは金属補強でゲレンデ向け、と性格を分けて見るのが、このブランドの板選びの起点です。
センター105mm。RMUの現行Apostleを理解する中心モデルで、旧Apostle 106系からの再設計が要点です。
センター101mm。Professor系の入口で、パーク、サイドヒット、ゲレンデ全体の遊びをこなします。
Wiley Millerとスワローテールを背景に持つ、RMUの個性が最も出る深雪モデルです。
センター97mm。ApostleやProfessorより扱いやすいオールマウンテンで、軽快さを求める人の選択肢になります。
センター88mm。金属補強により、整地と変化するコンディションを狙うRMUの細め側です。