Official Model Guide

FIELD EARTH 26/27モデル紹介|M Series、CNY、V/Tの立体設計で選ぶ

FIELD EARTHの26/27モデルは、2.5DのM Series、非対称2.5DのCNY、軽量なCNY SPC、立体形状のV7/T5/T7/T9で選ぶと整理しやすくなります。北海道発のフィールド志向ブランドらしく、スペックの数字より「雪質・操作感・軽さ・立体形状」のどれを重視するかが選択の起点です。

最新年式
26/27
掲載モデル数
28
記事掲載モデル
14
FIELD EARTH official brand visual
FIELD EARTH official site brand visual. FIELD EARTH official site

Brand Profile

自然から形を起こす、北海道発のフィールド志向ブランド

FIELD EARTHは、スペックやカテゴリー名だけで見ると性格がつかみにくいブランドです。公式の説明は、自然に触れて感じること、体験から生まれる発見や感動を多くの人に届けることを出発点にしています。スキーもその思想の延長にあり、ゲレンデ用・パウダー用という単純な用途分けより、自然の中で身体が道具とどうつながるかを重視しています。

公式の設計ページでは、開発や設計を売り文句から切り離し、実際のフィールドで得た感覚を形に戻していく姿勢が語られています。特にFIELD EARTHらしいのは、2.5D、3D、4D、非対称形状を「変わった形」ではなく、雪面の流れ、接雪、加重、傾きの感覚を整えるための設計として扱っている点です。

26/27のスキーラインは、M100/M115の2.5D、CNY SGFとCNY SPC、V7/T5/T7/T9の立体形状系で構成されています。幅やサイズの数字を追うより、どの設計思想がどんな滑りのためのものかを押さえることが、FIELD EARTHを選ぶ最初のステップです。Mは雪質、CNYは非対称の操作感、SPCは軽さ、V/Tは立体形状の乗り味から入ると理解しやすくなります。

  • 対象年式: 26/27(公式サイト掲載モデル基準)
  • 設計の軸: 2.5D、非対称2.5D、プリプレグカーボン、3D/4D
  • 用途の軸: エクスペディション/パウダー/フリーライド/カービング/フリースタイル
  • 選び分けの目安: M100/M115は幅と雪質、CNYは非対称の操作感、V/Tは立体形状の乗り味
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、FIELD EARTH公式サイトの2025-26シーズンモデルとして掲載されているM100/M115、CNY、CNY SPC、V7/T5/T7/T9を対象にしています。
  • 公式サイトでは、自然に触れて感じ、想う体験を多くの人へ広げるためにFIELD EARTHが生まれたと紹介されています。
  • 公式の設計ページでは、2.5D、3D、4D、非対称形状を単なる形状の違いではなく、自然の中で使う道具のフィーリングを調整する設計として説明しています。
  • M100/M115は、粉雪から締まった雪までを想定した2.5Dのフリーライド/パウダー系として紹介されています。
  • CNY/CNY SPCは、非対称のアウトライン、T5由来の非対称サイドウォール、プリプレグカーボンによる軽量化とフレックス・トーション制御を特徴に挙げています。
  • V7/T5/T7/T9は、3D/4D構造、速度性能、フリースタイル性、完全非対称といった役割の違いで説明されています。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

FIELD EARTH公式サイトのM Seriesスキーイメージ
M Seriesのスキー画像です。FIELD EARTHは板単体のスペックより、雪・自然・身体の操作との関係を強く打ち出すブランドです。 FIELD EARTH official M100/M115 pages

2.5D Model

M100 / M115で、締まった雪と深雪の比率を選ぶ

M100とM115は、26/27のFIELD EARTHスキーで最初に押さえたい2.5D系の中核です。公式ではM Seriesとして、トップとテールへ向かってねじれを扱いやすくし、硬い雪でもエッジ操作と安定感を出す方向で説明されています。長いサイズは高速での安定性と大きなターン、短いサイズは中低速での取り回しを担います。

M100はセンター100mmで、パウダーだけに寄せすぎず、締まった雪面も含めて使いやすい幅です。中級から上級者がゲレンデ脇の荒れ雪まで1本でこなしたいときの基準になります。M115はセンター115mmで、粉雪から湿雪までの柔らかい雪をより強く意識したモデルです。どちらもエクスペディションからパウダー、フリーライド、カービング、フリースタイルまでをまたぐ位置づけで、山での移動性能と滑走性能を一体で考えたラインです。

FIELD EARTHを選ぶときは、センター幅だけでなく「どの長さで、どの速度域と雪質に合わせるか」が重要です。M100は164/171/178、M115は166/174/182で展開され、同じシリーズでも長さによってかなり性格が変わります。身長や滑走スタイルに合わせて、まず長さの当たりを付けることが出発点になります。

この章の主要モデルを比較

FIELD EARTH公式M Seriesイメージ
M100/M115は2.5Dのフリーライド/パウダー軸です。100mmと115mmの幅差で、締まった雪向きか柔らかい雪向きかを見分けられます。 FIELD EARTH official M100/M115 pages

Asymmetric 2.5D / Carbon

CNY SGF / CNY SPCで、非対称操作と軽さを選ぶ

CNYは、FIELD EARTHの非対称という考え方を2.5D側で表したモデルです。公式では、ほどよいロッカーとキャンバー、内側と外側で異なる非対称形状、ウッドコアに入れたアルミによる振動低減が説明されています。斜面や山岳エリアを楽しむ人だけでなく、荷物を背負った山行でも信頼できるモデルとして位置づけられています。中級から上級者が、ゲレンデと山岳の両方で使える1本を探すときの候補です。

CNY SGFはCNYの通常仕様、CNY SPCはCNYをベースにプリプレグカーボンを使った特別仕様です。SPCは軽量化だけでなく、フレックスとねじれをコントロールしながら作る点が公式で強調されています。一般的なウェットカーボン(樹脂を後から含ませる手法)とは異なり、高温高圧で処理したプリプレグカーボンを使うところに、FIELD EARTHらしい手のかかったものづくりが表れています。

選び方としては、CNY SGFは非対称2.5Dの操作感を素直に味わえるモデル、CNY SPCはその思想を軽さと高性能側へ振ったモデルです。7と6は長さと安定感の違いで、CNY7は178cm、CNY6は164cmが基準になります。安定感を取るなら7、取り回しを取るなら6が目安です。

この章の主要モデルを比較

FIELD EARTH公式CNY SGFイメージ
CNY SGFのスキー画像です。CNYは非対称のアウトラインと2.5D設計により、ターンの深さと安定感を狙うシリーズです。 FIELD EARTH official CNY7 SGF page
FIELD EARTH公式CNY SPCイメージ
CNY SPCのスキー画像です。プリプレグカーボンにより、CNYの非対称設計を軽さと高性能側へ寄せた仕様です。 FIELD EARTH official CNY7 SPC page

3D / 4D Model

V7、T5、T7、T9で立体形状の乗り味を選ぶ

V7とT Seriesは、FIELD EARTHの3D/4Dという考え方を最も濃く感じられるラインです。公式の設計ページでは、3D形状を、雪面の流れを滑らかにして、粉雪でも圧雪でも環境を問わずコントロール性を出すための形状として説明しています。4Dは、後方に設定したビンディング位置とテール側の反りまで含め、より能動的に雪面を扱う考え方です。

V7は、非対称、キャンバー、立体形状を組み合わせたモデルです。公式では、粉雪、圧雪、アイスバーン気味の山岳地形まで対応し、振り回しの軽さからジャンプを含む山岳ライディングにも使いやすいと説明されています。立体形状系を1本で体感する入口にしやすいモデルです。

T5はスピードと浮力の両立、T7は全体のバランスとフリースタイル性、T9は完全非対称と、短さを感じさせない安定感が軸です。特にT9は、アウトラインだけでなく高さやコンタクトエッジまで非対称に設計され、人が操作する乗り物としての自然な左右差を強く反映したモデルとして説明されています。フリースタイルの要素まで楽しみたい上級者ほど違いが分かるシリーズです。

この章の主要モデルを比較

FIELD EARTH公式T5イメージ
T5のスキー画像です。T Seriesの中では、立体形状による雪面の流れとスピード性能を強く狙ったモデルです。 FIELD EARTH official T5 page
FIELD EARTH公式T7イメージ
T7のスキー画像です。立体形状と適度なロッカーを組み合わせ、雪上と空中の両方の操作性を狙ったフリースタイル志向のモデルです。 FIELD EARTH official T7 page
FIELD EARTH公式T9 3D形状イメージ
T9のスキー画像です。完全非対称と立体形状により、短い全長でも安定感と浮力を引き出す設計として位置づけられています。 FIELD EARTH official T9 page

Representative models

設計思想ごとに比べるFIELD EARTH代表モデル

FIELD EARTHは代表モデルを2、3本に絞るより、設計思想ごとに見る方が性格をつかみやすいブランドです。M100/M115で2.5Dの幅差、CNY SGF/SPCで非対称2.5Dとカーボン仕様、V7/T5/T7/T9で立体形状の乗り味の違いを押さえると、モデル名の意味と自分への向き不向きが見えてきます。

代表モデルを横並びで比較

FIELD EARTH公式CNY SGF比較イメージ
CNYはFIELD EARTHの非対称2.5Dという考え方が伝わりやすい代表シリーズです。M SeriesやV/T Seriesと並べると、設計思想の違いがはっきりします。 FIELD EARTH official CNY7 SGF page

まとめ

FIELD EARTH 26/27は、モデル名の新しさよりも、2.5D、非対称2.5D、プリプレグカーボン、立体形状(3D/4D)という設計思想のどれを選ぶかが主題です。M Seriesは幅100/115mmで雪質と速度域、CNYは非対称の操作感、CNY SPCは軽量カーボン、V/T系は立体形状の乗り味という体系で整理されています。

雪質か、操作感か、軽さか、立体形状か。まず重視する軸を決め、次に長さで安定感と取り回しのバランスを選ぶと、FIELD EARTHらしい個性を自分の滑りへ落とし込みやすくなります。

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