Project 83
Projectの基準モデルです。センター83mm、全幅Titanalで、硬い雪から春雪までを想定する整地向け。整地中心に楽しむ中級〜上級者に向きます。
メーカー公式スペックでスキー板・ギアを横断比較する日本語データベース
Official Model Guide
EXTREMの26/27モデルは、Projectのフロントサイド、Formulaの遊べる88mm、Factoryのフリーライド、Iconのレディース、Drifterのフリーツーリングで選ぶと整理しやすくなります。スウェーデンÅreの自社工場で作るブランドなので、まず用途でラインを決め、Titanalやロッカー、軽量カーボンなどの構造で絞るのが自然です。
Brand Profile
EXTREMは、北欧ブランドらしいすっきりした見た目だけで判断すると読み違えやすいブランドです。公式のストーリーでは、1981年にFrösön(フルーソン)で2人の10代が親のガレージでスノーボードを作り始めたことが出発点とされています。趣味が事業になり、現在はÅre(オーレ)郊外の自社工場でスキーを作る形へ発展しています。
カタログで繰り返し語られるのは、Åreでの手づくり、滑り手であるスキーヤー自身が設計・テスト・製造まで担うこと、そして100%再生可能エネルギーでの生産です。EXTREMは外注中心のブランドというより、製造現場のスキーヤーが自分たちの滑りたい板を作るブランドとして読むのが自然です。
モデル体系は明快です。Projectはフロントサイド性能、Formulaはカテゴリーに収まらない遊べるセンター88mm、Factoryはセンター96/102/112mmで山全体を滑るフリーライド、Iconはレディースのセンター90/96/102mm、Drifterは登りも含めて使うフリーツーリングです。用途を先に決めると、EXTREMのラインは迷わず読み解けます。
この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。
Project / Formula
Project 83は、フロントサイド(整地中心の滑走)の基準になるモデルです。全幅にわたるTitanal(チタナール=金属補強板)、ポプラとブナのウッドコア(芯材)、レース由来の振動吸収素材でエッジの食いつきとパワーを出しつつ、センター83mmとわずかなロッカーで、北スウェーデンの変わりやすい雪にも対応する位置づけです。
Project 91は、Projectの考え方を一段引き上げたモデルです。見直したサイドカットとしなりにより、整地、春のザラメ雪、コブ、風で締まった雪面まで、フロントサイド全体を高速安定性と取り回しのよさで滑れるモデルとして紹介されています。
Formula 88は、ひとつのカテゴリーに収めにくいモデルです。短いターン半径、広めのトップ/テールロッカー、センター88mm、足元のTitanal補強を組み合わせ、カービングからパーク、ツリーラン、コブまで遊べる板として位置づけられています。
Projectの基準モデルです。センター83mm、全幅Titanalで、硬い雪から春雪までを想定する整地向け。整地中心に楽しむ中級〜上級者に向きます。
Project 83より幅広で、EXTREMのフロントサイド性能を今風に見られるモデルです。整地中心の中級〜上級者向け。
カテゴリーに収まりにくい遊びのモデルです。整地からパーク、ツリーランまで幅広く楽しめます。
Factory Series
Factory 96は、Factoryシリーズの性能にさらに幅広い対応力を加えたオールマウンテン・フリーライドです。公式では、ノートラックのパウダーから圧雪したての整地バーンまで、1本でどこでも滑りたい人向けとして紹介されています。素早いエッジの切り替えと、直感的な乗り味が持ち味です。
Factory 102は、工場で働く攻めるスキーヤーたちが山全体で使うために作ったフリーライドモデルです。センター102mm、しなりが奥に向けて強くなる設計、足元のTitanal補強により、パウダーでの浮力、荒れた雪、硬い整地までをまとめてこなす位置づけです。
Factory 112は、大きな山を滑るためのビッグマウンテン・フリーライドです。製造チームに「理想の1本」を作らせたという背景があり、幅広のわりに安定しながらも取り回しがよく、硬い雪でもエッジを保ち、深雪では浮力とテールを横へ滑らせるルーズなターンを出せるモデルです。
Factoryの細め側、センター96mm。整地と未圧雪を1本でつなぎたい人向けの入口です。フリーライドを始める中級者にも扱いやすい幅です。
Factoryシリーズの中心、センター102mm。山全体を1本で滑りたい上級者向けのフリーライドです。
Factory最大のセンター112mm。大きな斜面での安定感と、幅広のわりの取り回しのよさが持ち味で、深雪主体で攻めたい上級者向けです。
Icon Series
Icon 90は、Åreのホームゲレンデの厳しいコンディションから生まれたレディースのフロントサイドモデルです。アイスバーン、柔らかいコーデュロイ状の整地、荒れたコブまでを想定し、全幅Titanalを2枚重ね、ポプラのコア、わずかなロッカーとテーパー(先細り形状)で、強さとターンへの入りやすさを両立します。
Icon 96は、レディースのオールマウンテンとして、カービング、ツリーラン、ゲレンデ裏の斜面までを1本で滑るためのモデルです。公式では「オールマウンテンの女王」と紹介され、ポプラのウッドコアと軽量グラスファイバーで、パワー、振動吸収性、エッジの食いつきを軽さとまとめています。
Icon 102は、新しいレディースのフリーライドモデルで、Mothertree 105の後継として明確に紹介されています。細かく調整したロッカー、扱いやすいターンの入り、抜けやすいテール、パウダーでの浮力により、レディース・フリーライドの中心として読めるモデルです。
全幅Titanalを2枚重ね、硬い雪も含む整地を力強く滑るレディースモデルです。整地中心で安定感を求める人に向きます。
Iconの中核です。レディースの1本で滑るオールマウンテンとして選びやすいモデルです。
Mothertree 105の後継となるレディース・フリーライドです。深雪への対応を重視しており、Icon 96との幅の違いが選び分けの鍵です。
Drifter Series
Drifter 96は、長いツアーや大きな山行に向けた軽量ツーリングスキーです。ただし公式では、登りの軽さだけでなく下りの滑走性能も重視するフリーツーリングとして紹介されています。硬い雪、風で締まった雪面、新雪まで幅広く対応します。
Drifter 102は、世界中の山を滑り歩くための汎用性の高いモデルです。1700g未満の軽さ、軽量重視のカーボン構造、たっぷりのロッカーとテーパー(先細り形状)により、登れる軽さと、下りでの安定感・振動吸収性を両立する狙いです。
長いツアー向けの軽量モデル、センター96mm。硬い雪から新雪まで、下りの滑走性能も重視したい人に向きます。
軽さだけでなく下りの滑走性能も重視するDrifterの中心モデルです。登りと滑りの両方を欲張りたい人向け。
Representative Models
EXTREMは、Project 91、Formula 88、Factory 102、Icon 96/102、Drifter 102を並べると性格がつかみやすいブランドです。Projectでフロントサイド、Formulaで遊べるセンター88mm、Factoryでフリーライド、Iconでレディース、Drifterでツーリングという5つの役割を押さえられます。
同じÅre製造の思想でも、ProjectとIcon 90はTitanalで硬い雪に強く、FactoryとIcon 102はロッカーとテーパーで未圧雪への対応力を高め、Drifterはカーボンと軽さで登りまで含めます。用途だけでなく構造で見ると、それぞれの違いが分かりやすくなります。
Project 83より幅広で、EXTREMのフロントサイド性能を今風に見られるモデルです。整地中心の中級〜上級者向け。
カテゴリーに収まりにくい遊びのモデルです。整地からパーク、ツリーランまで幅広く楽しめます。
Factoryシリーズの中心、センター102mm。山全体を1本で滑りたい上級者向けのフリーライドです。
Iconの中核です。レディースの1本で滑るオールマウンテンとして選びやすいモデルです。
Mothertree 105の後継となるレディース・フリーライドです。深雪への対応を重視しており、Icon 96との幅の違いが選び分けの鍵です。
軽さだけでなく下りの滑走性能も重視するDrifterの中心モデルです。登りと滑りの両方を欲張りたい人向け。