Official Model Guide

Elan 26/27モデル紹介|ACE、Ripstick、Playmakerを役割で選ぶ

Elanの26/27モデルは、新カービングのACE、軽量オールマウンテンのRipstick、遊べるPlaymaker、ゲレンデ中心のWingman/Wildcat、レディース設計のW Studioで選ぶと整理しやすくなります。整地で切るならACE、山全体を軽く滑るならRipstick、地形遊びを足すならPlaymakerが入口です。

最新年式
26/27
掲載モデル数
155
記事掲載モデル
16
Elan official brand visual
Elan official site brand visual. Elan official site

Brand Profile

Elanは楽しさと技術革新を同時に語るブランド

Elanの公式Aboutは、ブランドを単なるレースや性能の会社としてではなく、友人や家族と山で過ごす時間を大事にするスキーメーカーとして説明しています。スローガン「Always Good Times」は、初級者から上級者まで、滑る時間そのものを楽しくするというブランドの姿勢を表しています。

一方で、Elanは技術の歴史も強く語ります。SCXによるカービング、Amphibio(左右非対称形状)、Voyager、U-Flexなどを挙げ、スロベニアアルプスのBegunjeで手作りする姿勢と、革新的な構造を結びつけています。

26/27でその流れを最も分かりやすく受け継ぐのがACEです。公式ACEページはSCXからACEへの流れを明示し、カービングをもう一段先へ進めるためのラインとして位置づけています。そのため本記事では、ACEを最新トピックとして中心に置き、Ripstick/Playmaker/Wingman/Wildcat/W Studioを役割別に読むのが自然です。

  • 対象年式: 26/27(公式サイトと日本向けカタログ基準)
  • 最新の軸: ACE=SCXから続くカービング文脈の26/27新ライン
  • 代表の軸: Ripstick=軽量オールマウンテン/フリーライド、Playmaker=フリースタイル寄りフリーライド、Primetime=オンピステカービング、W Studio=レディース設計思想
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、Elan公式サイトと26/27シーズンの日本向けカタログで確認できる26/27モデルを対象にしています。
  • 公式ACEページでは、1993年のSCXによるカービング革命を起点に、ACEを「Carving 2.0」として位置づけています。
  • 公式ACEページでは、Active Suspension Drive(アクティブ・サスペンション・ドライブ=スキー内部にショックアブソーバーを組み込む構造)を、エッジの食いつき、反発、コントロールを高める技術として説明しています。
  • 公式Aboutページでは、Elanはスロベニアアルプスの専業スキーメーカーで、約80年の経験と、スローガン「Always Good Times」、スロベニアアルプスでの手作り(Handcrafted in the Slovenian Alps)をブランドの中核に置いていると紹介されています。
  • 公式Ripstickページでは、軽量な構造で全地形・全コンディションに対応するフリーライド/オールマウンテン系として紹介されています。
  • 公式Playmakerページでは、フリースタイルツイン(両端が反り上がった遊び向けの形状)の遊び心と、方向性のあるフリーライドスキーの安定感を合わせたラインとして説明されています。
  • 26/27カタログでは、ACEのモデル名としてACE SLX/GSX/SCX、レディースのACE W Studio、そして新技術Active Suspension Driveが確認できます。
  • 26/27カタログでは、Wingman/Wildcatがゲレンデ中心のオールマウンテン系として掲載されています。
  • 26/27カタログでは、Playmaker/Freelineがフリーライドツインとして掲載され、Freeline 99/Freelineの位置づけが確認できます。
  • 26/27カタログでは、Ripstick/Ripstick W/Ripstick Tourが掲載され、通常のRipstick、Black Edition、Tourが同一ライン内の役割違いとして並びます。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

Elan Handcrafted in the Slovenian Alps公式ビジュアル
公式Aboutページより。Elanはスロベニアアルプスでの手作りと技術革新を、ブランドの背景として打ち出しています。 Elan公式 About Us
Elan W Studio公式ビジュアル
公式W Studioページより。レディースモデルは単なる色違いではなく、開発段階から女性の視点を取り入れる軸として語られています。 Elan公式 W Studio

26/27 Topic 01

ACEで、SCXから続くカービングを更新する

26/27のElanで最初に注目したい新ラインがACEです。公式ページでは、1993年のSCXがパラボリックサイドカット(中央がくびれた形状)でカービングを広めた流れを引き継ぎ、ACEをサスペンション構造でカービングを再定義するラインとして見せています。

Active Suspension Drive(アクティブ・サスペンション・ドライブ)は、硬いバーンでのエッジの食いつきだけを狙う技術ではありません。ターン後半の反発、荒れた雪面での落ち着き、少ない力でのコントロールをまとめて高める構造として説明されており、ACE SLXは小回り、GSXは大回り、SCXはその中間のマルチターン向けと読むと、役割の違いが整理できます。

レディースのW Studio側にもACE SL11 WとACE SC9+ Wが用意され、女性向けのカービングモデルもACEの新技術に含まれます。26/27では、ACEをElanの紹介の中心に置くのが自然です。

この章の主要モデルを比較

Elan ACE Carving 2.0公式ビジュアル
公式ACEページの「Carving 2.0」ビジュアルです。SCX以降のカービングの歴史をACEへつなぐ中心的なイメージになっています。 Elan公式 ACE Skis
Elan SCX Carving 1.0公式ビジュアル
公式ACEページの「Carving 1.0」との比較ビジュアルです。ACEが単独の新製品ではなく、SCXから続く技術の延長線上にあることを示しています。 Elan公式 ACE Skis
Elan ACE SLX公式3Dプロダクト画像
公式ACEページより。ACE SLXは小回り側、GSXは大回り側、SCXはその中間のマルチターン側という位置づけです。 Elan公式 ACE Skis
サイドカット 114-67-100 mm の形状図 E
ACEマルチターン代表 26/27 基礎・デモカービング

ACE SCX FUSION X

SLXとGSXの中間を埋めるマルチターン系です。整地でターンの大きさを変えながら滑りたい人に向き、小回りと大回りのどちらに寄せるか迷う場合の起点になります。

センター67mmR15.9m(173cm)161-179cm

出典: Elan公式 ACE Skis

サイドカット 122-68-103 mm の形状図 E
ACE W小回り 26/27 基礎・デモshort-turnカービングレディース

ACE SL11 W SHIFT X

レディースW Studio側の小回りACEです。女性向けのカービングモデルも26/27のACE新技術に含まれることを示す1本で、整地のショートターン中心に滑る方に向きます。

センター68mmR11.4m(155cm)145-165cm

出典: Elan公式 ACE Skis

サイドカット 130-74-110 mm の形状図 E
ACE Wマルチターン 26/27 基礎・デモshort-turnカービングレディース

ACE SC9+ W SHIFT X

レディースW Studio側のマルチターンACEです。高いグリップと扱いやすさのバランスが取れており、ターンの大きさを選ばず整地を広く楽しみたい方に向きます。

センター74mmR11.6m(158cm)144-172cm

出典: Elan公式 ACE Skis

26/27 Topic 02

Ripstickで、軽さを活かして山全体へ広げる

Ripstickは、Elanの中で山全体を滑る代表ラインです。公式ページでは、降雪日のゲレンデ、バックカントリー、硬いバーンでのカービングまでを一つの流れとして語り、軽量な構造と滑りの落ち着きを両立するラインとして見せています。

26/27では、Ripstick 108/102/96/88に加え、強めの滑りに振ったBlack Edition、レディースのW、登りも想定したRipstick Tourまでが揃います。太さだけで見るのではなく、通常のRipstickはゲレンデ内外の万能性、Black Editionは硬い雪や高速での支え、Tourは登りを含む使い方、という役割で読むと整理しやすくなります。センター幅は数字が大きいほど深雪での浮力が増し、小さいほど整地での取り回しが軽くなるのが目安です。

この章の主要モデルを比較

Elan Ripstick公式ビジュアル
公式Ripstickページより。軽さで山全体へ滑走範囲を広げるラインとして、Elanのオールマウンテン/フリーライドを象徴しています。 Elan公式 Ripstick
Elan Ripstick Flax Fiber公式テクノロジー画像
公式RipstickページのFlax Fiber(亜麻繊維)グラフィックです。軽さ、安定感、振動吸収性を支える素材として紹介されています。 Elan公式 Ripstick
サイドカット 143-108-124 mm の形状図 E
Ripstick太め代表 26/27 オールマウンテンフリーライドパウダー

RIPSTICK 108 FLAT

センター108mm前後の太めで、深雪や荒れ雪での余裕が大きいモデルです。Elanのフリーライド側を代表する幅で、パウダーやゲレンデ外を多く滑る人に向きます。

センター108mmR19.8m(182cm)168-189cm

出典: Elan公式 ACE Skis

サイドカット 131-95-112 mm の形状図 E
オールマウンテン代表 26/27 オールマウンテンフリーライド

RIPSTICK 96 FLAT

硬いバーンから荒れ雪まで広くこなすRipstickの中心モデルです。Elanの軽量オールマウンテンを理解する基準で、1本で広く滑りたい中級以上の方に向きます。

センター95mmR16.8m(175cm)161-189cm

出典: Elan公式 ACE Skis

26/27 Topic 03

Playmaker/Freelineで、フリースタイル感を山全体へ持ち込む

Playmakerは、公式ページでフリースタイルツインの遊び心と、方向性のあるフリーライドスキーの安定感を合わせたラインとして説明されています。単なるパーク向けの板ではなく、浮遊感のあるロッカー(先端が反り上がった形状)、軽い反発、山全体での遊びを重視した位置づけです。

26/27では、Playmaker 111/101/91/87、ジュニア向けのPlaymaker 81 T、Freeline 99/Freelineが並びます。太めのPlaymakerはパウダーと地形遊び、101/91は普段使いできるフリースタイル寄りオールマウンテン、Freelineはより手軽な遊びの入口、という具合に読み分けると自然です。

この章の主要モデルを比較

Elan Playmaker公式プロダクトビジュアル
公式Playmakerページより。フリースタイル感とフリーライド性能を合わせたラインとして見せられています。 Elan公式 Playmaker
Elan Playmaker Freestyle feel公式ビジュアル
公式Playmakerページより。Playmakerは技術用語だけでなく、山全体を遊ぶ滑走フィールで語られるラインです。 Elan公式 Playmaker
サイドカット 142-111-132 mm の形状図 E
Playmaker太め代表 26/27 オールマウンテンパウダーフリースタイル

PLAYMAKER 111 FLAT

パウダー、地形遊び、フリースタイル感を強く楽しめる太めモデルです。Playmakerの遊びの幅を最も分かりやすく示す1本で、深雪や非圧雪での遊びを重視する人に向きます。

センター111mmR19m(180cm)172-188cm

出典: Elan公式 ACE Skis

サイドカット 111-87-100 mm の形状図 E
Freeline太め代表 26/27 オールマウンテンフリースタイル

FREELINE 99 SHIFT X

Playmakerより手軽に遊びを楽しめる入口として見たいモデルです。センター99mm前後で、地形遊びや荒れ雪への余裕もあり、フリースタイル系を初めて試す人にも向きます。

センター87mmR7.7m(99cm)99-99cm

出典: Elan公式 ACE Skis

Representative Models

カービングから山遊びまで比べるElan代表モデル

代表モデルはACEだけに偏らず、Elanが持つ複数の軸が見えるように選びました。ACEはカービングの新世代、Ripstickは軽量オールマウンテン/フリーライド、Playmakerはフリースタイル寄りの山遊び、Primetimeはオンピステのカービング、Wildcat/W Studioはレディース設計思想を担います。

特にElanでは、同じカービングでもACEとPrimetimeを分けて理解すると、各モデルの位置づけが見えてきます。ACEは26/27の新技術ライン、Primetimeはオンピステを楽しく滑る定番のカービングです。RipstickとPlaymakerも、太さだけで混同せず、滑りの方向性で分けるほうがモデル選びに役立ちます。

代表モデルを横並びで比較

Elan Primetime公式ビジュアル
公式Primetimeページより。ACEとは別に、オンピステで楽しく滑るカービングを担う代表ラインです。 Elan公式 Primetime
Elan W Studio公式ビジュアル
公式W Studioページより。レディースモデルはW Studioの開発思想と結びつけて見ると性格がつかめます。 Elan公式 W Studio
サイドカット 131-95-112 mm の形状図 E
オールマウンテン代表 26/27 オールマウンテンフリーライド

RIPSTICK 96 FLAT

硬いバーンから荒れ雪まで広くこなすRipstickの中心モデルです。Elanの軽量オールマウンテンを理解する基準で、1本で広く滑りたい中級以上の方に向きます。

センター95mmR16.8m(175cm)161-189cm

出典: Elan公式 ACE Skis

サイドカット 132-86-112 mm の形状図 E
オンピステ/オールマウンテン代表 26/27 short-turnカービングオールマウンテン

WINGMAN 86 TI

Wingmanの太めカービング寄りモデルです。ゲレンデ中心で、ときどき荒れ雪も滑る使い方に向き、整地での扱いやすさを重視する人の基準になります。

センター86mmR15m(168cm)152-182cm

出典: Elan公式 ACE Skis

まとめ

26/27のElanは、ACEを最新トピックとして前面に置き、Ripstick、Playmaker、Wingman/Wildcatを滑り方別に整理すると見通しがよくなります。

硬いバーンで最新カービングを試すならACE SLX/GSX/SCX、山全体を軽く滑るならRipstick 96/102、フリースタイル感を求めるならPlaymaker 101/111、ゲレンデ中心の扱いやすさならWingman/Wildcatが入口です。まず整地中心かゲレンデ外も滑るかでラインを決め、次にセンター幅で深雪・荒れ雪への対応を選ぶと、1本に絞り込めます。

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