SPEED OMEGLASS MASTER SL
硬い雪面での小回り・SL向けの滑りを担う中心モデルです。大回りのGS系とは明確に性格が分かれます。
メーカー公式スペックでスキー板・ギアを横断比較する日本語データベース
Official Model Guide
Dynastarの26/27モデルは、SPEEDのレース・整地、M-CROSSのオールマウンテン、M-FREEの遊ぶフリーライド、M-PROの踏むフリーライド、M-VERTICALのツーリングで選ぶと整理しやすくなります。新作M-FREE 94と刷新されたM-CROSS/M-PRO/M-VERTICALを、ゲレンデ内外の比率から比べます。
Brand Profile
Dynastar公式サイトの説明では、ブランドの守備範囲はアルペン、オールマウンテン、フリーライド、フリーツーリング、レースまで広く取られています。そのため、Dynastarをレース専門、あるいはフリーライド専門のどちらか一方に寄せて見ると、現在のライン構成がつかみにくくなります。
26/27では、SPEEDがレース・整地、M-CROSSがオールマウンテン、M-FREEが遊び心のあるフリーライド、M-PROが踏み込んで滑るフリーライド、M-VERTICALがツーリングという役割で分かれています。特にM-CROSSとM-FREE/M-PROの間に性格の境目があり、ゲレンデ内とゲレンデ外をどの比率で滑るかが、シリーズ選びの分かれ目になります。
26/27で注目したいのは、フリーライドの細めとして新たに加わったM-FREE 94です。あわせてM-CROSS 88/82/80/78、M-FREE 108/100、M-PRO 100 TI/94 TI、M-VERTICAL 88がモデルチェンジしており、シリーズ全体が更新された年と言えます。整地から少し外へ広げるならM-CROSS、遊びを強めるならM-FREE、踏み込む安定感ならM-PROが入口です。
この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。
26/27 Topic 01
SPEEDは、Dynastarの中で最も整地・レース色の強いシリーズです。26/27ではSPEED OMEGLASS MASTER SL、SPEED COURSE MASTER GS、SPEED RACE、SPEED 650/550/450/350/250などがまとまって並び、GS(大回り)・SL(小回り)の競技系から、ゲレンデでの高性能カービングまでをカバーします。
選び方の目安として、SPEED OMEGLASS MASTER SLは小回りとSLの反応の速さ、SPEED COURSE MASTER GSは長めのターンと高速での安定が持ち味です。SPEED RACEやSPEED 650/550は、競技専用というよりゲレンデでスピードを出して滑りたい人向けと考えると分かりやすいです。シリーズ内では、狙うターンの大きさが最初の分かれ目になります。
硬い雪面での小回り・SL向けの滑りを担う中心モデルです。大回りのGS系とは明確に性格が分かれます。
大回りと高速域の代表モデルです。SPEED OMEGLASSとは狙うターンの大きさで使い分けます。
競技に特化しすぎず、整地でのスピードとカービング性能を両立させたモデルです。ゲレンデで速く気持ちよく滑りたい人に向きます。
SPEED 550/450より上位の整地向けモデルです。硬い雪面での安定感を重視する人に向きます。
SPEEDシリーズの中で、上位の滑走性能と扱いやすさのバランスが取れたモデルです。整地を中心に幅広く楽しみたい人に向きます。
26/27 Topic 02
M-CROSSは26/27のオールマウンテン系で、88/82/80/78の各幅がモデルチェンジしています。センター幅は78mmから88mmまで段階的に分かれ、ゲレンデ中心で滑るか、荒れた雪や新雪までどこまで踏み込むかで選択肢が変わります。
M-CROSS 88はシリーズで最も太く、荒れた雪や軟雪まで視野に入れたオールマウンテン向けの幅です。82/80は整地とのバランスが取りやすく、78はゲレンデを中心に扱いやすい入門幅になります。女性向けのM-CROSS W 82/78も同じ性格で、レディースのオールマウンテンとして並びます。初めてオールマウンテンを選ぶなら細めの78/80、雪質変化も楽しみたいなら太めの82/88が目安です。
M-CROSSの太め側です。ゲレンデ中心から荒れた雪まで滑りを広げたい人に向きます。
センター82mm。整地性能と雪質への対応のバランスが取りやすく、M-CROSSを試す基準に置きやすい1本です。
センター80mmでゲレンデ中心に扱いやすく、82/88との幅の違いを基準に選びやすいモデルです。
センター78mm。整地を中心にしながら、M-CROSSの方向性を気軽に試せる細めのモデルです。
M-CROSS Wの太め側です。整地だけでなく雪質の変化まで楽しみたい女性向けのオールマウンテンです。
26/27 Topic 03
M-FREEは遊び心のあるフリーライド系で、M-FREE 94が26/27の新作、M-FREE 108/100がモデルチェンジです。同じフリーライドでも、地形で遊び、深雪で浮かせ、軽快に振り回して滑る方向のシリーズと考えると分かりやすいです。新作のM-FREE 94はシリーズで最も細く、ゲレンデ内外をまたいで遊びたい人の入口になります。
M-PROは、踏み込んでしっかり滑るフリーライド系です。M-PRO 108 TI F-TEAM 192、M-PRO 100 TI、M-PRO 94 TIが並び、100 TI/94 TIがモデルチェンジしています。M-FREEより直進安定と踏み込みに振った性格で、より骨太な滑りを求める上級者に向きます。登りも含めて使いたい場合は、ツーリング系のM-VERTICAL 88やM-PIERRA MENTAを別系統として見ておくと整理しやすいです。
26/27の新作です。M-FREEで最も細く、ゲレンデ内外をまたいで軽快に遊べる幅です。フリーライドの入口にしやすい1本です。
M-FREEらしい浮力と動かしやすさを備えた中心モデルです。踏むフリーライドのM-PROとは性格が分かれます。
176/183/190cm展開の太めフリーライドです。M-FREEの中でもパウダーを重視した滑りを求める人に向きます。
M-PROの中心幅です。M-FREEより踏み込みと安定に振った性格で、骨太に滑りたい上級者に向きます。
M-PROの細め側です。踏み込みと安定感を重視するフリーライドの代表モデルです。
M-VERTICALの中心モデルです。登りを含む滑りを想定する場合は、M-FREE/M-PROとは別系統として選びます。
26/27 Topic 04
女性向け・導入系では、ELITE 5/3/2、M-CROSS W 82/78、M-PRO W 98/92、ジュニアのTEAM COMP、TEAM SPEED、LEMON GIRLがそろっています。代表モデルではフリーライドやM-CROSSに目が行きがちですが、国内で実際に選ばれる実用モデルとして、このあたりも見逃せません。
ELITEはゲレンデでのカービング・テクニカル系、M-CROSS Wは女性向けのオールマウンテン、M-PRO Wは女性向けのフリーライド、ジュニアは年齢や体格に合わせた導入モデルです。本記事では、代表性の高いELITE 5とM-CROSS W 82を取り上げます。
女性向けゲレンデ系の代表モデルです。M-CROSS WやM-PRO Wとは用途が分かれます。
ELITE 5より扱いやすさに振ったモデルです。ゲレンデ中心の実用機として選びやすい1本です。
M-CROSS Wの太め側です。整地だけでなく雪質の変化まで楽しみたい女性向けのオールマウンテンです。
M-PRO Wの細め側です。女性向けのフリーライドを、荒れた雪や山側へ広げたい人に向きます。
ジュニアラインの中心モデルです。大人向けとは別に、体格と用途に合わせて選ぶ導入モデルです。
Representative Models
Dynastarの代表モデルは、SPEEDの硬い雪面、M-CROSSのオールマウンテン、M-FREE/M-PROのフリーライドという3つの軸で見ると性格がつかめます。SPEED OMEGLASS MASTER SLとSPEED COURSE MASTER GSは狙うターンの大きさで分かれ、M-CROSS 88はゲレンデから荒れた雪まで、M-FREE 108は遊び心のあるフリーライド、M-PRO 94 TIは踏んで滑るフリーライドという位置づけです。
まず硬い雪面・オールマウンテン・フリーライドのどこを軸にするかを決め、次にセンター幅でゲレンデ中心か非圧雪まで広げるかを選ぶと、Dynastarのライン全体を見渡しやすくなります。
硬い雪面での小回り・SL向けの滑りを担う中心モデルです。大回りのGS系とは明確に性格が分かれます。
大回りと高速域の代表モデルです。SPEED OMEGLASSとは狙うターンの大きさで使い分けます。
M-CROSSの太め側です。ゲレンデ中心から荒れた雪まで滑りを広げたい人に向きます。
M-FREEらしい浮力と動かしやすさを備えた中心モデルです。踏むフリーライドのM-PROとは性格が分かれます。
M-PROの細め側です。踏み込みと安定感を重視するフリーライドの代表モデルです。
女性向けゲレンデ系の代表モデルです。M-CROSS WやM-PRO Wとは用途が分かれます。