Official Model Guide

Atomic 25/26モデル紹介|Redster i、Maverick/Maven CTI、Bent/Backlandで選ぶ

Atomicの25/26モデルは、Redster iの速さとエッジ精度、Maverick/Maven CTIのオールマウンテン性能、Bentの浮力と遊び、Backlandの軽量ツアー性能で選ぶと整理しやすくなります。競技色の強いブランドに見えても、実際は「整地で速く滑るか、山全体を滑るか、深雪で遊ぶか、登りも含めるか」で候補が大きく分かれます。

最新年式
25/26
掲載モデル数
107
記事掲載モデル
9
Atomic official brand visual
Atomic official site brand visual. Atomic official site

Brand Profile

レースの精度を、基礎・オールマウンテン・ツアーへ広げるブランド

Atomicを読む入口は、Redsterに代表されるレース/オンピステ(整地)の速度感です。公式カタログのRedsterの章は、スローガン「Faster. Always」とレーサーの滑走イメージから始まり、まず速さ、エッジの食いつき、振動吸収、ターン後半の加速感を中心にブランドの芯を見せています。

ただしAtomicは、レース板だけを作るブランドではありません。25/26のラインを見ると、Redsterで作った正確さを、Maverick/Mavenでは山全体を滑る安定性へ、Bentでは地形やパウダーで遊ぶ自由度へ、Backlandでは登行を含む軽さへと広げています。シリーズ名だけでなく、どの雪面でスピードを維持したいのか、どこで浮力や軽さへ振っているのかで読むと、自分の滑りに合う1本が見つけやすくなります。

日本の店頭で比較されやすいのは、Redsterの基礎・デモ系と、Maverick/Maven、Bent、Backlandの山側ラインです。Redster内でもFIS、RS、i、Q、X、Cloudは性格が異なり、FIS/RSは競技、iは国内の基礎・デモ向け上位、Q/Xはゲレンデ内の対応幅、Cloudはレディースのオンピステ向けと分けて見ると、名前の近さに惑わされません。

  • 対象年式: 25/26(公式カタログ基準)
  • 主軸: Redster=速度とエッジ精度、Maverick/Maven=オールマウンテン、Bent=遊びと浮力、Backland=軽量ツアー
  • 選び分けの注意: Redsterの FIS / RS / i / Q / X / Cloud は名前が近くても用途が異なる
公式サイトから確認したポイント
  • 本記事は、Atomic公式カタログで画像と仕様を確認できる2025-26シーズンのモデルを対象にしています。
  • 公式カタログでは、Redster i Technologyとして新世代のRevoshock(振動吸収機構)、Carbon Boost(カーボン補強)、Full Flex(全長フレックス)、カルバポプラのウッドコアが紹介されています。
  • 公式カタログでは、RedsterのFIS/RS/i/Q/X/Cloud系がそれぞれ別の系統として掲載されています。名前が近くても、競技向け・基礎デモ向け・ゲレンデ対応幅・レディースオンピステと用途が分かれます。
  • 公式カタログでは、Maverick/Maven CTIとHRZN 3D(トップ形状の3D構造)が紹介されています。Maverickはメンズ/ユニセックス側、Mavenはレディース側のオールマウンテン軸として位置づけられています。
  • 公式カタログでは、BentとBacklandが紹介されています。Bentは遊びや浮力を重視するフリーライド向け、Backlandは軽量なツーリング/フリーライドツアーを想定したラインとして展開されています。

この記事は公式サイト・公式PDFの文脈をもとに編集しています。各モデルの形状図はメーカー公式スペックから作図し、記事中の写真は公式サイト/公式PDF由来のものだけを使用します。

Atomic公式サイトのRedsterビジュアル
Atomic公式サイトのRedsterビジュアルです。レース由来の反応と整地での精度を読む入口になるシリーズです。 Atomic official Redster image

25/26 Topic 01

Redster iは、レース由来の反応を基礎・デモで使う上位ライン

25/26で最初に注目したい更新はRedster iです。公式カタログは、新世代のRevoshock(振動吸収機構)、Carbon Boost(カーボン補強)、Full Flex(全長フレックス)、カルバポプラのウッドコアを一つの設計としてまとめて見せています。単に硬い板というより、荒れたバーンでもスキーを落ち着かせ、ターン後半に加速感を返す方向のアップデートと読むのが自然です。

S9i PROはショートターン性能を国内の基礎・技術選の速度域へ寄せた上位、S9i Revoshock Sはプレミアムなショートターン向け、Q9i Revoshock SはRedsterらしい反応を少し広い雪面へ対応させたモデルです。Redsterを一括りにすると選びにくいので、切り返しの軽さ、基礎の高速域、荒れ雪への対応幅で分けて見ると、上級者向けの中でも自分の滑りに近いものが選べます。

この章の主要モデルを比較

25/26 Topic 02

Maverick / Maven CTIは、雪面変化でもスピードを落としにくいオールマウンテン

MaverickとMavenは、Atomicのオールマウンテン側を担うラインです。公式カタログでは、HRZN 3D(トップ形状の3D構造)がトップの表面積を増やして深雪で浮力を高める技術として紹介されています。Maverick/Maven用のHRZN 3Dトップはウッドで補強されており、軽いパウダーだけでなく荒れた雪での安定も狙っています。

Maverick 96 CTIは、ゲレンデ脇、荒れ雪、軽いパウダーまで1本で見たい人の基準幅です。Maven 94 CTIはMaven側の上位で、軽さだけでなくパワーと安定も備えたレディース向けオールマウンテンとして読めます。硬いバーンの精度だけを追うRedsterとは違い、雪面が変わってもスピードを落とさずに抜けるためのラインです。

この章の主要モデルを比較

Atomic公式サイトのMaverick/Mavenビジュアル
Atomic公式サイトのMaverick/Mavenビジュアルです。雪面変化に対応するオールマウンテン側の性格を示しています。 Atomic official Maverick/Maven image
サイドカット 126-95-111.5 mm の形状図 A
レディース上位オールマウンテン 25/26 オールマウンテンフリーライドレディース

Maven 94 CTI

センター94mmのMaven上位幅です。軽さだけでなくCTI(カーボン+チタナール構造)によるパワーと安定を備えた、レディース向けのオールマウンテンです。

センター95mmR16m(165cm)151-172cm

出典: Atomic official site

25/26 Topic 03

Bent / Backlandは、遊びと登行効率で選び分ける

BentとBacklandは、どちらもRedsterとは違う山側のラインですが、役割は大きく異なります。Bentは地形・パウダー・フリースタイルの遊びを含めたフリーライド寄りです。Bent Chetler 120を頂点に、100/90/85やジュニアまで広がり、浮力と扱いやすさのバランスで選ぶシリーズです。

Backlandは、登って滑ることを前提にした軽量ツアー寄りです。Backland 109/102/95/88/85と幅の選択肢はありますが、Bentよりも登行効率と軽さを重視して読みます。同じHRZN 3D系の文脈が出てきても、Bentは遊び、Backlandは移動を含めた山行という性格の違いを押さえておくことが、正しい1本を選ぶ前提になります。

この章の主要モデルを比較

Atomic公式サイトのBentビジュアル
Atomic公式サイトのBentビジュアルです。パウダー、地形遊び、フリースタイル寄りの自由度を担うラインとして見ます。 Atomic official Bent image

Representative Models

速さ・万能性・浮力・登行で比べるAtomic代表モデル

代表モデルは、Atomicの顔が一方向に偏らないように選んでいます。Redster S9 Revoshock Sはゲレンデでの速さとターン精度、Maverick 96 CTIは山全体への対応力、Bent Chetler 120はパウダーと地形遊び、Backland 109は軽量ツアーと浮力のバランスを担います。

Atomicを競技ブランドとだけ捉えると、BentやBacklandの狙いが見えにくくなります。Redsterの精密さ、Maverick/Mavenの雪面対応、Bentの遊び、Backlandの登行効率は、それぞれ違う目的で並んでいます。整地で速さを求めるのか、山全体を滑りたいのか、深雪で遊びたいのか、登りも含めるのかを先に決めることで、ラインの選択は一気に絞れます。

代表モデルを横並びで比較

まとめ

Atomicの25/26は、Redsterでレース由来の速さと精度を見せ、Maverick/Mavenで山全体への対応力、Bentでパウダーと遊び、Backlandで軽量ツアーへ広げる構成です。

硬いバーンや基礎系ならRedster i、山全体を1本で滑りたいならMaverick/Maven CTI、深雪で遊ぶならBent、登りも含めるならBacklandが入口です。Redster内のFIS/RS/i/Q/X/Cloudは別用途なので、まずそこを分けてから比較すると候補を絞りやすくなります。

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